「仕事人間で生きてきたけど、何も残らなかった」定年後の孤独と将来への不安を抱え、婚活相談に訪れた60代男性。実際の相談事例を通じて、人生の後半を誰とどう過ごすか、シニア婚活の可能性と行動する大切さを山形市の結婚相談所ハートフルコネクションがお伝えします。
「仕事人間で生きてきたけど、何も残らなかったんです……」
そう話されたのは、当相談所へ無料相談にお越しになった60代の男性です。
長年、仕事一筋に生きてこられた方でした。
現役時代は、自分に与えられた使命や責任を果たすことが何よりも大切だったそうです。
しかし、定年退職を迎えた今、これまでとは違う思いが込み上げてきたといいます。
「仕事って、自分がいなくても回っていくものなんですね」
その言葉が、私の心に強く残っています。
結婚する機会がなかったわけではない
これまで、結婚につながるご縁がまったくなかったわけではありません。
若い頃には、長くお付き合いされた女性もいらっしゃいました。
しかし、結婚という大きな決断を前に、自分の気持ちを固めることができず、結果としてその交際は終わってしまったそうです。
その後は、仕事の忙しさに加え、ご両親の介護や看取りが重なりました。
家族のために時間を使い、仕事の責任を果たしながら、気づけば自分自身の将来について考える余裕がなくなっていたといいます。
そして迎えた60代。
長年続けてきた仕事から離れたとき、初めて自分自身のこれからと向き合う時間が生まれました。
定年退職して初めて感じた孤独
仕事をしていた頃は、毎日やるべきことがあり、職場には同僚がいて、社会の中に自分の役割がありました。
しかし、定年を迎えると生活は大きく変わります。
「もっと仕事以外の、自分のための時間を大切にすればよかった」
そう振り返られました。
今から新しい出会いを探そうと思っても、日常生活の中にはなかなか機会がありません。
知り合いの女性に連絡をしても、思うようにつながらない。
夜になると孤独を強く感じ、眠れない日もあるそうです。
お話を伺いながら、私は人生における人とのつながりの大切さを改めて考えさせられました。
仕事や家庭など、目の前の責任を果たすために一生懸命生きていると、自分自身の幸せについて考えることを、つい後回しにしてしまうことがあります。
そして、いざ自分の時間ができたとき、初めて気づく寂しさもあるのかもしれません。
財産を残すこと。そして、これからの人生を豊かにすること
ご相談の中では、ご両親から受け継いだ大切な財産についてのお悩みもありました。
「この先、誰に何を残していけばいいのだろう」
ご自身のこれからの生活だけでなく、将来の財産のことも考えていらっしゃいました。
そして何よりも、
「これからの人生を一緒に過ごせるパートナーがほしい」
というお気持ちをお持ちでした。
もちろん、結婚や家族の形、財産の承継については、それぞれ別の視点から慎重に考える必要があります。
ただ、私が大切だと感じたのは、この方が過去を振り返るだけでなく、これからの人生に希望を見いだそうとしていることでした。
一緒に食事を楽しむ。
何気ない出来事を話し合う。
休日には出かけたり、旅行を楽しんだりする。
特別なことではなくても、そんな日常を分かち合える相手がいることは、人生の豊かさにつながるのではないでしょうか。
仕事も、親孝行も、決して無駄ではなかったはず
私は、この男性のお話を聞いて、決して「何も残らなかった人生」だとは思いませんでした。
長年、社会のために働き、ご両親の介護や看取りにも向き合ってこられた。
その時間には、間違いなく意味があったはずです。
ただ、その一方で、
ご自身の幸せを考える時間が後回しになってしまった。
そこに大きな後悔があるのだと感じました。
人生には、そのときにしかできないことがあります。
そして、過去の時間を取り戻すことはできません。
しかし、これからの時間をどう過ごすかは、今からでも考えることができます。
過去を後悔する気持ちがあっても、その経験をこれからの人生に生かすことはできるはずです。
60代からの婚活は、決して遅くありません
山形市の結婚相談所ハートフルコネクションでは、近年、シニア世代からのご相談が増えており、ご成婚につながるケースも増えています。
婚活の目的も、年齢や生活環境によってさまざまです。
子どもを望む方。
人生の後半を穏やかに過ごせるパートナーを求める方。
一緒に旅行や食事を楽しみたい方。
日々の何気ない出来事を話し合える相手がほしい方。
どれも、その方にとって大切な願いです。
もちろん、希望する条件や年齢によっては、出会いが簡単ではない場合もあります。
だからこそ、現実を知り、自分が大切にしたいことを整理する必要があります。
年齢を重ねたからこそ、これまでの経験を通じて見えてくる価値観や、相手に求める安心感もあると思います。
大切なのは、年齢だけを理由に可能性を閉ざしてしまわないことです。
相談することは、自分の人生と向き合う第一歩
当相談所では、一人ひとりのご事情や希望を伺いながら、現在の課題を整理し、これからの選択肢をご提案しています。
私たちが大切にしているのは、結婚相談所への入会を勧めることではありません。
その方が、これからどのような人生を歩みたいのか。
そこを一緒に考えることです。
婚活が必要なのか。
どのような出会い方が自分に合っているのか。
今の自分に何ができるのか。
そして、これから何を大切にして生きていきたいのか。
誰かに話すことは、自分の気持ちを整理する大切な第一歩です。
そして、その先にある小さな行動が、これからの人生を変えるきっかけになるかもしれません。
最終的にどうするかを決めるのは、ご相談者ご自身です。
私たちは、その選択をするための道しるべでありたいと考えています。
人生の残り時間を、誰と、どう過ごしたいですか?
今回のご相談を通じて、改めて感じたことがあります。
それは、人生の時間は思っている以上に早く過ぎていくということです。
仕事に打ち込むことも素晴らしいことです。
家族を支えることも、大切な生き方です。
でも、自分自身の幸せを考えることも、同じくらい大切なのではないでしょうか。
大切な財産を誰に残すか。
そして、これからの人生を誰と過ごし、どんな思い出を残していくか。
どちらも大切な人生のテーマだと思います。
「もっと早く行動していればよかった」
そんな後悔を、これからの人生では少しでも減らしてほしい。
これは60代だけではなく、今を忙しく生きる20代、30代、40代の皆さんにもお伝えしたいことです。
結婚することだけが幸せの形ではありません。
でも、誰かと人生を分かち合いたいという気持ちがあるのなら、その思いを大切にしてほしいと思います。
そして、いつかではなく、今の自分にできることから始めてみてはいかがでしょうか。
人生で残したいものは、お金だけでしょうか。
それとも、大切な誰かと過ごした時間や思い出でしょうか。
その答えは、人それぞれです。
これからの人生を、誰と、どう過ごしたいですか?
山形市の「整う結婚相談所 ハートフルコネクション」では、20代からシニア世代まで、婚活やこれからの人生についての無料相談を受け付けています。
自分の気持ちを整理するところからでも構いません。
これからの人生について、一緒に考えてみませんか。
