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61歳で婚活を始めた男性の実例をご紹介。定年や体調の変化をきっかけに、「一人で生きていける」と「一人で生きたい」は違うと気づいた理由とは。山形で50代・60代の婚活を考える方へ、人生後半の結婚についてお伝えします。

 
 
 

「4人掛けのダイニングテーブルなのに、向かいを見ると椅子しかないんです。あの光景が、最近すごく寂しく感じるようになりました」

61歳の男性がハートフルコネクションで婚活を始められました。

お話を伺う中で、特に印象に残った言葉です。

これまで仕事を中心に人生を歩み、60歳で定年。その後も1年間、延長雇用で仕事を続けてこられました。

現役時代には縁談のお話もあったそうです。

しかし、そのたびに仕事の忙しさを優先し、気づけば独身生活が長くなっていました。

それでも、ご本人にとって「一人であること」は、それほど大きな問題ではなかったそうです。

仕事があり、生活基盤も整っている。

休日にはジムへ行ったり、サークル活動に参加したり。

持ち前の前向きさと行動力で日々を楽しみ、

「一人でも十分に生きていける」

そう思っていました。

ところが、定年と、その少し前から起きた体調の変化によって、これまであまり考えてこなかった「これからの人生」と向き合う時間が増えていきました。

当たり前にできていたことが、できなくなった

約1年前から体調の変化があり、通院しながら、身体に負荷のかかる活動を控える生活になりました。

日常生活を穏やかに過ごすことには大きな支障はありません。

ただ、それまで楽しんでいた運動や活動には制限が生まれました。

今まで当たり前にできていたことができなくなる。

出掛ける機会が減る。

一人で過ごす時間が増える。

すると、それまでは気にならなかった自宅の風景が、少しずつ違って見えるようになったそうです。

その一つが、ダイニングテーブルでした。

「向かいには、いつも椅子しかない」

ご自宅には4人掛けのダイニングテーブルがあります。

これまでなら、一人で食事をすることを特別寂しいとは思っていませんでした。

ところが、生活環境が変わり、一人で過ごす時間が増えたことで、

「食事をするとき、向かいにはいつも椅子しかないんです」

と話されました。

誰かに何かをしてもらいたいわけではありません。

経済的に困っているわけでもありません。

一人で生活することもできます。

けれど、その何も置かれていない椅子を見たときに、

「この先もずっと、この景色なのかな」

と思うようになったそうです。

孤独という言葉だけでは伝わらないことがあります。

話す相手がいないこと。

一緒に食事をする人がいないこと。

「おはよう」「おかえり」「今日はこんなことがあった」と、何気ない言葉を交わす相手がいないこと。

男性にとって、向かい側の空いた椅子は、これからの人生を考えるきっかけになったのだと思います。

60代、70代の自分を想像した

そして男性は、さらに先の人生を考えるようになりました。

「今はまだ元気に生活できる。でも、10年後はどうだろう」

現在61歳。

10年後には70代です。

今とまったく同じ身体、同じ生活環境でいられるとは限りません。

だからこそ男性は、こんなことを話されました。

「10年後、本当に寂しくなってからパートナーを探そうとしても、今より条件は悪くなるだけだと思ったんです」

そして、

「だったら、まずは今のうちに行動しようと思いました」

と婚活を始めることを決断されました。

この言葉も、とても印象に残っています。

不安になってから考えるのではなく、

「まだ動ける今だからこそ動く」

という選択です。

一人で生きていけることと、一人で生きたいことは違う

この男性のお話を伺いながら、改めて感じたことがあります。

「一人で生きていける」と「一人で生きたい」は、同じではありません。

経済的に自立している。

自分のことは自分でできる。

住む家もある。

趣味もある。

だから結婚しなくても生活には困らない。

もちろん、それも一つの生き方です。

しかし、

「生活できるかどうか」と、

「どんな人生を送りたいのか」は別の問題です。

誰かと食事をする。

その日にあった出来事を話す。

テレビを見ながら笑う。

季節を感じながら一緒に出掛ける。

体調が悪いときには声を掛け合う。

そんな何気ない日常を誰かと共有したいと思うことも、人生の大切な希望なのではないでしょうか。

「一人の老後」ではなく「共に過ごせる家庭を」

男性が婚活を始めた理由は、

「老後が不安だから、とにかく誰かと結婚したい」

というものではありません。

これからの人生を考えたとき、

一人で老後を過ごすよりも、誰かと支え合いながら穏やかな家庭を築いていきたい。

そんな気持ちが自分の中にあることに気づいたからです。

もちろん、61歳から婚活を始めれば、すぐに理想の相手と出会えるという保証はありません。

年齢を重ねれば、それぞれに築いてきた生活があります。

住まい。

仕事。

お金。

親や子どもとの関係。

健康。

生活習慣。

若い頃の結婚とは違い、お互いの人生を尊重しながら、どのように二人の生活をつくっていくのかを考える必要があります。

だからこそ、男性は「もっと先になってから」ではなく、今動くことを選びました。

「そのうち」は、何歳になってもやってくる

婚活の相談を受けていると、

「もう少し落ち着いたら」

「まだそこまで困っていないから」

「いい人が現れたら考えます」

という言葉を聞くことがあります。

もちろん、今すぐ婚活を始めることがすべての人にとって正解ではありません。

ただ、一つ考えてほしいことがあります。

10年後の自分は、今より行動しやすくなっているでしょうか。

年齢を重ねること自体が悪いわけではありません。

しかし、体力や健康、家族環境、仕事、人間関係など、自分を取り巻く状況は変わっていきます。

「いつか」と考えていたことが、時間が経てば経つほど簡単になるとは限りません。

今回の男性は、そこに気づきました。

「10年後に状況がもっと深刻になってから動くのではなく、今の自分にできることから始めよう」

そう考えたのです。

行動したから必ず結婚できる、とは限らない

婚活を始めれば必ず結婚できる。

私は、そのようなことをお伝えするつもりはありません。

相手がいることですから、ご縁にはタイミングがあります。

思うように進まないこともあります。

それでも、行動することで初めて生まれる選択肢があります。

相談してみる。

自分がどんな人生を送りたいのか考えてみる。

プロフィールを作る。

誰かと会ってみる。

話をしてみる。

その一つひとつが、それまでにはなかった未来につながっていきます。

何もしなければ、4人掛けのテーブルの向かい側は、明日も同じ景色かもしれません。

でも、行動すれば、その先の景色が変わる可能性が生まれます。

今回の男性が始めたのは、「結婚できる保証のある活動」ではありません。

自分が望む未来に可能性をつくるための行動です。

人生の環境が変わると、本当に大切なものが見えてくる

結婚は人生のすべてではありません。

独身で人生を楽しむ生き方もあります。

結婚しなければ幸せになれないわけでもありません。

ただ、人生の環境が変わったとき、これまで気づかなかった自分の本音が見えてくることがあります。

定年。

転職。

子どもの独立。

親との別れ。

体調の変化。

身近な人の結婚。

一人で過ごす時間が増えたとき。

そんな出来事をきっかけに、

「自分はこれから、誰と、どんな暮らしをしたいのだろう」

と考えることがあります。

今回の男性にとっては、定年や身体の変化、そして一人で過ごす日常が、自分のこれからについて考えるきっかけになりました。

環境の変化そのものは、自分では選べないこともあります。

しかし、その出来事を受けて、

これからどう生きたいのかを選ぶことはできます。

10年後ではなく、「今」できることを

現在61歳の男性。

この先にどのようなご縁が待っているかは、まだ分かりません。

それでも、

「このままでいいのだろうか」

と感じた自分の気持ちをごまかさず、

「まずは今のうちに行動しよう」

と一歩を踏み出されました。

私は、この決断そのものに大きな意味があると思っています。

結婚することが正解なのではありません。

独身でいることが間違いなのでもありません。

大切なのは、

自分はこれから、どんな人生を送りたいのか。

そして、その答えが見えてきたとき、

まだ大丈夫と先送りするのか、それとも今できることを始めるのか。

なのではないでしょうか。

「一人でも生きていける」

そう思っていても、ふとした瞬間に、

「本当は、誰かと一緒に生きていきたい」

という自分の気持ちに気づくことがあります。

食卓の向かい側にある椅子を見たとき。

一人で病院から帰ってきたとき。

何か嬉しいことがあったのに、話す相手がいなかったとき。

もし、そんな瞬間にこれからの人生を考えるようになったのであれば、それは一度、自分の本音と向き合ってみるタイミングなのかもしれません。

ハートフルコネクションでは、入会ありきではなく、

「なぜ結婚したいのか」

「これからどんな人生を送りたいのか」

という思考整理から一緒に行っています。

50代・60代からの婚活も、それまで歩んできた人生や生活環境を大切にしながら、その方に合った活動方法を考えていきます。

山形で、これからの人生を誰かと歩みたいと考え始めた方は、お気軽にご相談ください。
https://www.heartfulconnection.jp/otoiawase


 

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