山形の婚活は男性の方が難しい?山形県の年代別男女人口や未婚率、IBJ結婚みらい研究所の成婚データから、地方婚活にある男女差と男性が意識したい婚活の進め方を婚活カウンセラーが解説します。
「山形は女性より男性の方が多いですよね?」
婚活イベントや個別相談で活動について話をしていると、男女の人数について話題になることがあります。
確かに婚活の現場では、女性より男性の参加希望が多くなったり、一人の女性に複数の男性からお申し込みが入ったりする場面があります。
しかし、これは単なる感覚なのでしょうか。
今回は、山形県の人口データとIBJ結婚みらい研究所の成婚データから、山形で婚活する男性が知っておきたい「地方婚活の男女差」について考えてみます。
山形県全体では、実は女性の方が多い
まず山形県全体の人口を見てみます。
2026年7月1日現在の山形県の推計人口は、
- 男性 476,061人
- 女性 504,451人
となっており、県全体では女性が約2万8,000人多くなっています。
これだけを見ると、
「女性の方が多いなら、男性の婚活は有利なのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、婚活を考える場合は総人口だけでは実態が見えてきません。
年代別に見ると、まったく違った景色が見えてきます。
婚活世代では男性の方が多い
山形県が公表している令和7年10月1日時点の年代別人口(第14表)を見ると、
25~29歳
男性19,461人/女性16,669人
30~34歳
男性21,474人/女性19,655人
35~39歳
男性25,267人/女性23,907人
40~44歳
男性29,674人/女性28,308人
45~49歳
男性34,059人/女性32,011人
50~54歳
男性35,077人/女性34,248人
となっています。
20~54歳までを単純に合計すると、
男性185,828人に対して、女性173,344人。
男性の方が約12,500人多く、人口比では女性100人に対して男性約107人になります。
一方、55歳以上になると徐々に女性人口が男性人口を上回ります。
つまり、
「山形県全体では女性が多い」
でも
「婚活の中心となりやすい年代では男性が多い」
ということです。
ここは、地方婚活を考えるうえで大切なポイントだと思います。
さらに「未婚者」で見ると男女差が広がる
もう一つ注目したいのが未婚率です。
令和2年国勢調査をもとにした山形県の資料(資料2-1未婚率の推移)では、未婚率は次のようになっています。
25~29歳
男性73.5%/女性59.8%
30~34歳
男性50.0%/女性34.0%
35~39歳
男性36.7%/女性21.9%
20~30代では、いずれも男性の未婚率が女性を大きく上回っています。
人口そのものでも男性が多く、さらに男性の方が未婚率も高い。
こうした数字を見ると、山形の婚活市場で
「一人の女性に対して複数の男性が動く」
という状況が起きやすい背景の一つが見えてきます。
もちろん、人口統計だけで実際の婚活市場の人数を断定することはできません。
結婚を希望しているか、どの婚活サービスを利用しているか、希望年齢や居住地域などによって状況は変わるからです。
それでも、男女の置かれている環境が同じではないことは知っておく必要があります。
IBJでも北海道・東北は「女性の成婚率」が高い
興味深いデータがIBJ結婚みらい研究所からも発表されています。
2025年度版IBJ成婚白書を地域別に分析した結果、北海道・東北エリアでは、
男性の成婚率 28.8%
女性の成婚率 32.7%
と、女性の方が高い結果になりました。
東京では男性41.1%、女性27.6%と反対の傾向が出ており、IBJ結婚みらい研究所も、こうした違いには地域ごとの会員男女バランスが影響している可能性を指摘しています。
なお、この数字は山形県だけの成婚率ではなく「北海道・東北エリア」のIBJ会員データです。
また、一般人口の結婚率ではなく、結婚相談所における成婚者と退会者をもとに算出された成婚率です。
そのため、
「山形は男性が結婚できない」
という意味ではありません。
むしろ私が伝えたいのは、
住んでいる地域によって、婚活の戦い方を変える必要がある
ということです。
男性は「いい人がいれば」では選ばれにくくなる
男性が多い環境では、一人の女性から複数の男性が比較される可能性も高くなります。
だからこそ、
「普通にしていれば、そのうち誰かと出会える」
「条件が合えば申し込んでみよう」
「女性から申し込みが来るのを待とう」
という受け身の活動では、ご縁を逃してしまうことがあります。
一方で、必要以上にライバルを意識して自分を良く見せようとする必要もありません。
大切なのは、
「自分はどんな結婚生活を送りたいのか」
「相手に何を求め、自分は何を与えられるのか」
を整理したうえで行動することです。
山形の男性が意識したい3つのこと
1.条件を広げる
年齢、地域、外見など、すべての条件を満たす人だけを探していると、地方では出会える人数が一気に少なくなります。
「絶対に譲れない条件」と「会ってから考えられる条件」を分けてみましょう。
2.第一印象を整える
男性が多ければ、プロフィール写真や服装、清潔感、会話といった第一印象も重要になります。
これは「イケメンになる」という話ではありません。
自分の魅力が相手に正しく伝わる状態をつくることです。
3.待つのではなく、自分から動く
申し込み、デートのお誘い、日程調整、交際中の気持ちの確認。
婚活には小さな決断がたくさんあります。
迷っている間に、お相手には別のご縁が進んでいる可能性もあります。
行動したから必ず結婚できるわけではありません。
しかし、行動しなければご縁が生まれないのも婚活です。
地方婚活は「自分がダメ」なのではなく、環境を知ることから
婚活がうまくいかないと、
「自分には魅力がないのかな」
「もう結婚は難しいのかな」
と考えてしまう方がいます。
しかし今回のデータを見ると、活動している本人だけの問題ではなく、地域の人口構成や男女バランスという環境要因もあることが分かります。
大切なのは、環境を理由に諦めることではありません。
環境を理解したうえで、やり方を変えることです。
山形で婚活するなら、東京と同じ婚活方法が正解とは限りません。
住んでいる場所、年代、希望する相手、これまでの活動状況。
一人ひとり条件は違います。
だからこそ、自分の現在地を整理して、自分に合った婚活を考えていく必要があります。
ハートフルコネクションでは、単に出会いを増やすだけではなく、これまでの活動や希望条件を一緒に整理しながら、「どうすれば自分のご縁につながるのか」を考える婚活を大切にしています。
「頑張っているのに結果につながらない」
そんなときは、自分を責める前に一度、活動の方向を見直してみませんか。
https://www.heartfulconnection.jp/otoiawase
参考資料
・山形県「山形県の人口と世帯数」
・山形県「少子化の要因と背景」
・IBJ結婚みらい研究所「47都道府県・成婚データが映す“地域の素顔」
