30代・40代の婚活で避けて通れない「子ども」への考え方。いつ話すべき?希望が違ったら?自身の結婚経験を交えながら、山形の婚活カウンセラーが、結婚前に話し合っておきたい子どもと将来について解説します。
「子どもは欲しいですか?」
30代・40代の婚活をサポートしていると、避けて通れないテーマの一つです。
プロフィールではお互いに「子どもを希望する」。
それなら結婚観も同じなのでしょうか?
実は、もう少し深く考えてみる必要があります。
「絶対に子どもが欲しい」
「授かれたら嬉しい」
「授からなくても、夫婦二人で幸せに暮らしたい」
同じ「子どもを希望する」でも、その先に描いている未来は違います。
だから私は、子どもが欲しいかどうかだけではなく、その先まで交際中に話しておくことが大切だと考えています。
「授かれるか」と「どう考えているか」は別の話
まず大前提として、婚活の段階で、
「結婚したら子どもを授かれる」
「この年齢なら大丈夫」
「この年齢だから難しい」
と断言することはできません。
妊娠には個人差があります。
一方、医学的には妊娠する力である妊孕性は年齢とともに低下することが知られています。また、不妊の原因は女性側だけではなく、男性側や複数の要因が関係する場合があります。
母体年齢が上がるにつれて、妊娠・出産に伴う一部のリスクが高くなることも報告されています。
だからこそ必要なのは、不安を煽ることではありません。
正しい情報を知ったうえで、「自分たちはどんな未来を望んでいるのか」を話すこと。
ここが婚活では大切だと思います。
私は「子ども3人のにぎやかな家庭」を想像していました
実は私自身は、結婚する前は子どもが3人いる家庭を思い描いていました。
私は男3人兄弟で育ちました。
兄弟仲も良く、家の中はいつもにぎやか。
もちろん、子育てをする両親の大変さも身近で見てきました。
それでも私にとって「家族」を想像したとき、一番分かりやすかったのは自分が育った環境だったのです。
もし子どもに恵まれるなら、
「自分も3人のパパになって、子どもたちと一緒に成長していきたい」
そんな家庭を自然と思い描いていました。
ところが、妻と交際していたときのことです。
妻から、
「子どもを授かれるとしても、一人だと思う」
と話がありました。
妻には過去に手術歴があり、身体への負担などについて産婦人科の先生からも話を受けていたそうです。
私たちは34歳同士で結婚しました。
年齢のこと、妻の身体のこと、これからの人生のこと。
いろいろ考えました。
そして私の中では、いつしか、
「3人の子どもが欲しい」
という自分が思い描いていた家族像よりも、
「出会えた大切なパートナーと、どんな家庭をつくっていくか」
の方が大切になっていました。
想像していた家族とは違う。でも、幸せです
その後、私たちは娘を一人授かりました。
男3人兄弟で育った私にとって、一人娘との生活はまったく知らない世界です。
分からないことも多く、今でも手探りです。
でも、娘の成長を夫婦で見守りながら過ごす毎日は、とても幸せです。
結婚前に私が想像していた、
「子ども3人のにぎやかな家庭」
とは違います。
でも、
「想像していた未来と違う=幸せではない」
ではありませんでした。
むしろ、妻と話し合いながら、その時々で二人が大切にしたいことを選んできた先に、今の家族があります。
この経験は、婚活をサポートするようになった今にもつながっています。
確認したいのは「子どもが欲しい?」だけではない
婚活で子どもの話をすると、
「子どもは欲しいですか?」
だけで終わってしまうことがあります。
しかし、もう少し先まで考えてみてほしいのです。
例えば、
「できれば子どもを授かりたい。でも、授からなかったら夫婦二人の人生も大切にしたい」
という人。
一方で、
「結婚するなら、どうしても自分の子どもを持ちたい」
という人。
どちらも「子どもは欲しい」と答えるでしょう。
でも、その意味は違います。
だから交際中には、
- 子どもを希望しているのか
- その希望はどのくらい強いのか
- 思い描いた通りにならなかった場合、どう考えるのか
- 夫婦二人の人生についてどう考えているのか
そんなところまで、少しずつ話してみてほしいと思います。
もちろん、交際初期からすべての答えを出す必要はありません。
大切なのは、
「この人とは、大切なことをちゃんと話せる」
と思える関係をつくることです。
価値観が違うこと自体が問題ではありません
結婚する二人の価値観が、すべて一致することはないでしょう。
子どもについても、
「できれば欲しい」
「授かれたら嬉しい」
くらいの違いなら、話しながら将来像を調整できることがあります。
一方、
「絶対に子どもが欲しい」
という人と、
「私は子どもを持つ人生を考えていない」
という二人では、人生設計そのものが大きく異なります。
どちらが正しい、間違っているという話ではありません。
ただ、この違いを、
「好きだから大丈夫」
と曖昧にしたまま交際を進めると、関係が深くなってからお互いに苦しい決断をすることになりかねません。
だからこそ、調整できる違いなのか、それとも自分にとって譲れない部分なのかを知っておくことが大切です。
子どもの話は、いつすればいい?
では、いつ話せばいいのでしょうか。
私は、お見合いや初対面で詳しく聞く必要はないと考えています。
最初は、
「また会いたいと思えるか」
「どんな人なのか」
を知る時間です。
交際に進み、お互いのことが少し分かってきたら、
「結婚したらどんな家庭にしたい?」
という未来の話をしてみましょう。
例えば、
「僕は子どもを授かれたら嬉しいと思っているよ。ただ、必ず思い通りになるものではないとも思っているから、二人の生活も大切にしたい。○○さんはどう考えてる?」
こんな聞き方でもいいと思います。
ポイントは、相手に答えを求める前に自分の考えを伝えることです。
婚活は面接ではありません。
「条件を確認する」のではなく、
お互いの未来を知るために話す。
そんな会話にしてほしいと思います。
大切なのは「予定通りにならなかったとき」
結婚生活は、予定通りにいくことばかりではありません。
仕事が変わるかもしれません。
病気になるかもしれません。
親の介護が必要になるかもしれません。
住む場所やお金について考え直すこともあるでしょう。
そして、子どものことも同じです。
だから私は、
「子どもを授かれるかどうか」を確認すること以上に、「思い描いていた未来と違ったとき、二人でどう話し合えるか」を見てほしい
と思っています。
私自身、結婚前に思い描いていた家族と今の家族は違います。
でも、それを「希望が叶わなかった」とは思っていません。
違う形の幸せを、妻と娘からたくさんもらっています。
子どもの話をすることは、二人の人生を話すこと
30代・40代になると、
「早く結婚しなければ」
「子どものことを考えたら急がないと」
と焦ってしまうこともあるでしょう。
時間について意識することは大切です。
ただ、
「子どもが欲しい人を探すこと」だけが婚活になってしまわないでほしい。
結婚するのは、これから長い人生を一緒に歩むパートナーです。
子どもを希望するのか。
授からなかったらどう考えるのか。
夫婦二人なら、どんな人生を送りたいのか。
そして、想定外のことが起きたときに話し合えるのか。
そこまで含めて「結婚観」なのではないでしょうか。
こども家庭庁が進めるプレコンセプションケアでも、性別を問わず妊娠・出産を含めた将来設計や健康について正しい知識を持つことが大切だとされています。
婚活でも同じだと思います。
未来を決めつけるのではなく、未来について二人で話せること。
そこから結婚は始まっていくのではないでしょうか。
山形で30代・40代の婚活に悩んでいる方へ
ハートフルコネクションでは、単にお相手を紹介するだけではありません。
「自分はどんな家庭をつくりたいのか」
「子どもについて本当はどう考えているのか」
「自分にとって譲れないことは何なのか」
こうした結婚観も一緒に整理しています。
最初から答えが決まっていなくても大丈夫です。
話して、考えて、言葉にすることで見えてくることがあります。
山形・山形市で30代・40代の婚活に悩んでいる方、子どもや将来のことを考えると婚活に迷ってしまう方は、一人で答えを出そうとせずご相談ください。
「どんな条件の人と結婚するか」だけではなく、
「どんな未来を、誰と一緒につくっていきたいのか」
そこから一緒に考えていきましょう。
https://www.heartfulconnection.jp/otoiawase
よくある質問
Q.子どもの希望は、お見合いで聞いた方がいいですか?
最初から詳しく確認する必要はないと考えています。まず人柄やフィーリングを知り、交際に進んでから結婚後の家庭について話す中で、自然に確認していくのがおすすめです。
Q.子どもについて考えが違ったら、交際終了した方がいいですか?
考えが違うだけで判断する必要はありません。大切なのは、その違いについて話し合えるか、調整できる範囲なのかです。ただし人生設計そのものが真逆の場合は、曖昧にせず確認しておくことが大切です。
Q.妊娠できるか不安な場合、婚活カウンセラーに相談できますか?
結婚観や婚活の進め方については一緒に整理できます。一方、妊娠の可能性や身体の状態など医学的な判断については、産婦人科・泌尿器科・生殖医療などの専門家へご相談ください。
ハートフルコネクション代表 大場貴之
JLCA認定婚活カウンセラースペシャリスト
IBJ AWARD 2025下期・2026上期受賞
令和8年度むらやま広域婚活事業受託
山形を中心に、婚活イベントから結婚相談所での成婚支援まで、出会いだけで終わらない婚活サポートを行っています。
