お見合い後のファーストコールは、その後の交際を左右する大切な時間です。お礼、初デートの提案、連絡手段の確認など、交際をスムーズに進める3つのポイントを結婚相談所のカウンセラーが解説します。
私が所属するIBJの結婚相談所のお見合いでは、お互いが「もう一度会いたい」と交際を希望した場合、男性から女性へ電話をするルールがあります。
この電話を「ファーストコール」と呼びます。
一般的には、
「今日はありがとうございました」
「これからよろしくお願いします」
と、お見合いのお礼とプレ交際開始のあいさつを伝えます。
ところが、このファーストコールは会員様によって本当にさまざまです。
丁寧にお話しする方もいれば、あまりに簡潔で、30秒ほどで電話が終わってしまう方もいます。
もちろん、長電話をすればよいわけではありません。
しかし、ファーストコールを「あいさつだけの電話」で終わらせてしまうと、その後の交際が進みにくくなることがあります。
ファーストコールは、交際のスタートを整える時間
ファーストコールが簡潔すぎると、次のようなことが決まらないまま交際が始まります。
- LINEを交換するのか
- アプリのメッセージを使うのか
- どのくらいの頻度で連絡するのか
- 初デートはいつ、どこへ行くのか
すると、お互いに遠慮しながら様子を見る時間が長くなります。
「こちらから連絡しても大丈夫かな」
「相手から連絡が来るまで待った方がいいのかな」
「デートの話は、いつ切り出せばいいのだろう」
このように迷っている間に、お見合い直後の「また会いたい」という気持ちが少しずつ落ち着いてしまうのです。
恋愛には余韻も大切ですが、婚活では余韻に浸りすぎると、次の週末が埋まってしまいます。
だからこそ、交際の入り口で最低限のことを確認しておく必要があります。
ファーストコールで伝えたい3つのポイント
私が会員様にお伝えしている内容は、大きく3つです。
電話時間は、およそ2分。
長電話が苦手な方でも、それほど負担にはならないと思います。
1.お見合いのお礼を伝える
まずは、お見合いの時間をつくっていただいたことへのお礼を伝えます。
「今日はありがとうございました」だけで終わらせず、印象に残ったことを一言添えると、より気持ちが伝わります。
例えば、
「今日はありがとうございました。〇〇のお話ができて、とても楽しかったです」
と伝えるだけでも、お相手は安心します。
ファーストコールは、話の上手さを披露する時間ではありません。
「もう一度会いたいと思っていること」を言葉にして伝えることが大切です。
2.初デートを提案する
お見合いの会話の中で、お相手の好きな料理や行ってみたいお店を聞けた場合は、その情報を初デートにつなげます。
例えば、
「お見合いのときにお話しされていたイタリアンのお店ですが、よろしければ今度一緒に行きませんか?」
とお誘いできます。
具体的な店名まで聞けていなくても問題ありません。
「甘いものがお好きとお聞きしたので、カフェはいかがでしょうか」
など、お相手が喜びそうな提案をこちらからしてみましょう。
お見合いは、お相手を審査するだけの場ではありません。
初デートを提案するための情報収集の場でもあります。
ただし、質問が多すぎて面接にならないよう注意は必要です。
3.今後の連絡手段を確認する
初デートのお店や日程を調整するために、今後の連絡手段を確認します。
「お店を調べて、予約が取れたらご連絡します。今後はLINEとアプリのメッセージでは、どちらがよろしいですか?」
この確認までできれば、ファーストコールとしては十分です。
電話の中で初デートの日程まで決められれば理想的ですが、無理にすべてを決める必要はありません。
その後はメッセージで予定を調整し、お店を予約すれば、初デートまでの流れが整います。
メッセージの頻度も早めに確認する
もう一つ、できるだけ早い段階で確認してほしいのが、メッセージの頻度です。
毎日やり取りをしたい方もいれば、用事があるときだけ連絡したい方もいます。
仕事中は返信できない方もいれば、既読がついたまま半日返信がないと不安になる方もいます。
どちらが正しい、間違っているという話ではありません。
大切なのは、お互いの連絡に対する感覚を知ることです。
電話で自然に聞けそうであれば、ファーストコールの際に確認しても構いません。
難しい場合は、初デートのときに、
「普段、メッセージはどのくらいの頻度でやり取りすることが多いですか?」
と聞いてみましょう。
メッセージの量や返信速度は、交際中の安心感に大きく影響します。
初デートまで連絡がほとんどなく、お互いの気持ちが分からない状態になるよりも、早めに波長を確認しておいた方が交際は進めやすくなります。
交際は「入り口の決め事」で変わる
プレ交際がうまくいくかどうかは、相性だけで決まるものではありません。
連絡手段、連絡頻度、デートの決め方など、交際序盤の小さな決め事によっても大きく変わります。
今日は詳しく触れませんが、デート代の支払いについても同じです。
毎回男性が支払うのか、お相手も一部負担するのか。
お互いが言葉にしないまま進めると、後になって小さな違和感が積み重なることがあります。
「交際が続かないのは、相性が悪かったから」
そう考えている方も多いかもしれません。
しかし、初デートから2回目、3回目へつながらない方は、相性を判断する前に、交際の入り口でつまずいている可能性があります。
ファーストコールの会話例
最後に、2分程度で話せる会話例をご紹介します。
「今日はお見合いのお時間をいただき、ありがとうございました。〇〇のお話ができて、とても楽しかったです。これからよろしくお願いします。
お見合いのときにイタリアンがお好きとお聞きしたので、よろしければ今度一緒に行きませんか。お店を調べて、予約が取れたらご連絡したいと思っています。
今後の連絡は、LINEとアプリのメッセージでは、どちらがよろしいでしょうか?」
これだけでも、
- お礼
- 初デートの提案
- 連絡方法の確認
の3つを押さえられます。
まとめ|最初の2分が次のデートをつくる
ファーストコールは、形式的なあいさつではありません。
お見合いで生まれたご縁を、初デートにつなげるための大切な時間です。
長く話す必要はありません。
お礼を伝え、初デートを提案し、連絡手段を確認する。
この3つを押さえるだけで、その後のやり取りはスムーズになります。
婚活では、大きな失敗よりも、小さな確認不足によって交際が終わってしまうことがあります。
せっかくお互いが「もう一度会いたい」と思えたご縁です。
最初の2分を大切にして、次に会う約束までしっかりつなげていきましょう。
ハートフルコネクションでは、お見合い後の振り返りだけでなく、ファーストコールの内容、初デートの進め方、メッセージの頻度など、交際の入り口から具体的にサポートしています。
初デートから先に進まない理由が分からない方は、一人で悩まずお気軽にご相談ください。
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