「あっという間に30歳になった」
「あっという間に50歳になった」
「あっという間に一年が終わった」
過去を振り返ると、私たちは時間の短さをよく口にします。
ところが、未来のことになると不思議です。
「まだ時間はある」
「そのうち良い人と出会える」
「いつかは結婚できるだろう」
なぜか、未来だけはいつまでも続くような気持ちになります。
もちろん、将来を楽観的に考えることは悪いことではありません。「なるようになるさ」と考えることで、心が軽くなる日もあります。
ただし、結婚は自分一人だけで完結するものではありません。
相手と出会い、お互いを知り、関係を育て、結婚について話し合う時間が必要です。
もし「いつか結婚したい」と思っているなら、その“いつか”は何歳でしょうか。
時間の大切さに気づいた後、2つの道に分かれる
時間が過ぎるのは早い。
多くの人が、そのことには気づいています。
しかし、そこからの行動は大きく2つに分かれます。
一つは、過去から時間の大切さを学び、具体的な目標を定めて未来を歩む人。
もう一つは、時間の大切さを感じながらも、「そのうち何とかなる」「なるようになる」と、今までと同じペースで歩む人です。
どちらが正しい、間違っているという話ではありません。
ただ、5年後の自分を変えたいのであれば、今日の選択や行動を少し変える必要があります。
今と同じ行動を続けていれば、未来も今の延長線上にある可能性が高いからです。
3年前、同じ30代だった2人の独身男性
私が結婚相談所を開業しようとしていた頃、身近に2人の独身男性がいました。
2人とも30代で、結婚願望を持っていました。
一人は、これまで女性との交際経験がありませんでした。
もう一人は交際経験があり、自分から出会いの場にも参加できる行動派でした。
この時点だけを見ると、交際経験のある男性のほうが、結婚に近いように感じるかもしれません。
しかし、現在の2人の状況は逆になりました。
交際経験がなかった男性が結婚できた理由
交際経験のなかった男性には、具体的な目標がありました。
「35歳までに結婚したい」
彼は、その目標を言葉にしていました。
そして、婚活中に分からないことや迷うことがあると、そのたびに私へ相談してくれました。
女性との接し方、連絡の取り方、デートの進め方。
交際経験がないのですから、最初から何でも上手にできたわけではありません。それでも、分からないことを分からないままにせず、相談しながら行動を修正していきました。
結果として、彼は結婚し、現在は子どもにも恵まれています。
交際経験がなかった彼が結婚できた理由は、急に恋愛上手になったからではありません。
自分が望む未来を明確にし、そこへ向かって行動し、うまくいかなければ修正した。
その積み重ねが、結婚につながったのだと思います。
出会いがあることと、結婚に近づいていることは違う
もう一人の男性は、交際経験があり、行動力もありました。
適度に女性との出会いがあり、自分のペースで活動を続けていました。
出会いがまったくないわけではありません。
だからこそ、「また次の出会いがある」「そのうち良い人と巡り会える」という気持ちもあったのでしょう。
この感覚は、私にもよく分かります。
出会いがあると、自分の婚活はそれほど困っていないように感じます。交際まで進めるなら、なおさらです。
しかし、出会えていることと、結婚に近づいていることは同じではありません。
交際しても結婚の話まで進まない。似たような理由で関係が終わる。それでも活動方法を見直さず、次の出会いへ向かう。
これを繰り返していると、出会いの数は増えても、時間だけが過ぎてしまいます。
2人を見て私が感じたのは、交際経験の多さが結婚を決めるわけではないということです。
具体的な目標を持ち、結果を振り返り、必要に応じて行動を修正できる人は強い。
経験が少ない人でも、この力があれば未来を変えられます。
婚活イベントへの参加が目的になっていませんか?
私は山形県内で、毎月複数回の婚活イベントや交流会を開催しています。
イベント後のアンケートでは、「いつまでに成婚したいですか」と尋ねることがあります。
その回答で「まだ決めていない」と答える方の中には、何度もイベントへ参加するうちに、結婚相手を探す場から友達づくりの場へ変わっている方も見受けられます。
もちろん、婚活イベントへの参加が悪いわけではありません。
人との会話に慣れたり、異性との接点を増やしたりする機会として、イベントには大きな意味があります。
ただし、本来の目的が結婚であるなら、ときどき確認してほしいことがあります。
「この活動を続けることで、自分が望む結婚に近づいているだろうか」
イベントに参加することが目的になっていないか。
マッチングすることで満足していないか。
交際が終わるたびに、同じ活動へ戻っていないか。
目的と行動が合っていなければ、5年後も10年後も、同じ場所を歩き続けているかもしれません。
婚活は、参加回数を競うスタンプラリーではありません。
何回参加したかではなく、そこで何を知り、次の行動をどう変えたかが大切です。
山形で婚活する30代に決めてほしい3つのこと
「結婚したい」と思ったら、最初に次の3つを考えてみてください。
1.いつまでに結婚したいのか
「できれば早めに」ではなく、「35歳まで」「2年以内」など、具体的な時期を考えます。
期限を決めることは、自分を追い詰めることではありません。
今の自分に必要な行動を考えるための目印をつくることです。
2.どのような結婚生活を送りたいのか
結婚することだけをゴールにすると、相手の年齢や年収、外見などの条件ばかりに目が向きやすくなります。
大切なのは、結婚後にどのような毎日を送りたいのかという「在り方」です。
どんな夫婦関係を築きたいのか。
子どもを望んでいるのか。
仕事や住む場所をどう考えるのか。
困ったときに、どのように話し合える関係が理想なのか。
結婚後の生活が見えてくると、相手選びの軸も少しずつ明確になります。
3.いつ活動方法を見直すのか
半年間活動しても交際につながらない。
交際しても毎回同じ段階で終わる。
出会いはあるのに結婚の話まで進まない。
このような状態が続いているなら、「もっと頑張る」だけではなく、頑張り方を見直す時期かもしれません。
プロフィール、写真、第一印象、会話、相手選び、デートの進め方、結婚観の伝え方。
婚活がうまくいかない理由は、本人の魅力が足りないからとは限りません。目的に対して、活動方法が合っていないだけということもあります。
明るい未来に向かうほど、私たちは老化する
先ほど紹介した独身男性は、現在39歳です。
3年前より経験は増えました。仕事でも成長し、人としての魅力も増していると思います。
ただし、髪の毛については、少しずつ守備範囲が後ろへ下がってきました。
本人に読まれたら怒られるかもしれません。
しかし、男性の婚活にとって薄毛は、ある意味で時間との勝負です。もちろん、髪が薄くなったから結婚できないわけではありません。大切なのは清潔感や人柄、考え方です。
それでも、見た目の若々しさが永遠に続くわけではないことは、私も含めて受け止めなければなりません。
私も老眼でスマートフォンの文字を少しずつ遠ざけています。人の髪のことばかり言っている場合ではありません。
明るい未来に向かって歩いている間にも、私たちは確実に年齢を重ねます。
何もしなくても時間は進みます。
今日決めても、来年決めても、時間が止まって待ってくれることはありません。
だからこそ、人生で一番若い日は「今日」なのです。
結婚を近づけるのは、経験よりも行動を修正する力
交際経験が多いことと、結婚に近づいていることは同じではありません。
出会いがあることと、未来が決まっていくことも同じではありません。
結婚を近づけるのは、自分が望む未来を具体的に考え、そこから逆算して今の行動を選ぶ力です。
そして、うまくいかなければ自分を責めるのではなく、行動の仕方を修正することです。
「いつか結婚したい」と考えている方は、その“いつか”を一度、具体的な言葉にしてみませんか。
5年後も今と同じ活動をしていたいのか。
それとも、望む相手と新しい生活を始めていたいのか。
未来の目標が変われば、今日の行動も変わります。
山形で婚活の軸を整理する「BE・DO・HAVEワーク」
山形市の結婚相談所ハートフルコネクションでは、婚活の軸を整理する「BE・DO・HAVEワーク」を実施しています。
BE(在り方)
どのような自分でありたいのか。どのような結婚生活を送りたいのか。
DO(行動)
その未来を実現するために、これから何をするのか。
HAVE(得たい未来)
行動の先に、どのような人生や夫婦関係を手にしたいのか。
条件だけで相手を探すのではなく、自分が望む結婚生活から逆算して、活動の方向性を一緒に整理します。
「山形で婚活を続けているけれど進展しない」
「出会いはあるのに結婚につながらない」
「何となくイベントへ参加し続けている」
「自分が本当に望む結婚が分からない」
そのような30代の方は、一度立ち止まり、未来の目標と現在の行動を見直してみてはいかがでしょうか。
過去を振り返れば、時間はいつもあっという間です。
未来も、きっと同じです。
人生で今日が一番若い日。
「いつか」を待つのではなく、今日から未来に向けた一歩を踏み出してみませんか。
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