年齢とともに変わる環境が、自分の未来を少しずつ現実として見せ始める。
結婚を意識する年齢は、人によって様々です。
20代で結婚を考える人もいれば、30代、40代になって初めて真剣に考える人もいます。
また、一度結婚を経験した方が、50代や60代になり再婚を考えることもあります。
私は山形市で結婚相談所を運営し、20代から60代までの婚活をサポートしていますが、面談をしていると感じることがあります。
それは、
年齢によって「結婚したいと思う理由」が少しずつ変わっていくことです。
そして40代、50代になると、自分自身の年齢だけではありません。
親の高齢化。
介護。
入院。
仕事の責任。
定年後の生活。
一人で暮らす将来。
自分を取り巻く環境の変化が、結婚や婚活を考える大きなきっかけになることがあります。
20代は「まだ結婚する必要性を感じない」
国立社会保障・人口問題研究所の「第16回出生動向基本調査」では、結婚意思のある18~34歳の未婚者に「現在独身でいる理由」を尋ねています。
18~24歳では、
「結婚するにはまだ若すぎる」
「結婚する必要性をまだ感じない」
「今は仕事や学業にうちこみたい」
といった理由が上位に挙げられています。
20代前半であれば、
「まだ時間がある」
「今は仕事を頑張りたい」
「そのうち良い人と出会えるだろう」
そう考えることも自然かもしれません。
結婚したくないというより、
まだ結婚を急ぐ積極的な理由がない。
そんな年代とも言えそうです。
25歳を過ぎると「結婚したい」より「相手がいない」が課題になる
ところが25~34歳になると、少し状況が変わります。
現在独身でいる理由として最も多かったのは、
「適当な相手にまだめぐり会わないから」
男性43.3%、女性48.1%でした。
若い頃は、
「まだ結婚しなくてもいい」
と考えていた人が、年齢を重ねることで、
「そろそろ結婚したい」
と思い始める。
ところが、いざ周囲を見渡してみると、
結婚を考えられる相手と出会えていない。
ここから婚活イベントやマッチングアプリ、結婚相談所などを利用し始める方も多いのではないでしょうか。
山形で婚活相談を受けていても、30代の方から、
「もっと早く動けば良かったです」
という言葉を聞くことがあります。
その時にならなければ、分からない気持ちもあるのだと思います。
20代・30代は「家庭をつくる」という未来を考える
内閣府の「人生100年時代における結婚・仕事・収入に関する調査」では、独身者が結婚したい理由について調査しています。
20~39歳で最も多い理由は、男女ともに、
「好きな人と一緒に生活をしたいから」
女性51.4%、男性52.7%です。
さらに女性では、
「家族を持ちたい」30.8%
「精神的な安らぎの場を持ちたい」27.5%
「子どもが欲しい」26.9%
となっています。
20代・30代では、
結婚する。
家庭を持つ。
子どもを持つ。
という、これからの人生をつくっていく視点が比較的強く表れています。
しかし、40代を過ぎると結婚を考える視点にも少しずつ変化が見えてきます。
40代・50代になると「誰と生きるか」を考え始める
同じ調査の40~69歳を見ると、結婚したい理由の1位は、
「好きな人と一緒に生活をしたい」
女性44.0%、男性49.0%でした。
そして次に高い理由が、
「精神的な安らぎの場を持ちたい」
女性22.3%、男性23.4%です。
一方、「子どもが欲しい」は女性13.0%、男性15.6%、「家族を持ちたい」は女性17.3%、男性19.8%となっています。
20代・30代では、
「これから家庭をつくりたい」
40代以降になると、
「これからの人生を誰と過ごしたいか」
そんな視点へ少しずつ変化していくように感じます。
もちろん、すべての人に当てはまるわけではありません。
しかし結婚相談所で40代・50代の会員様と面談をしていると、
「一人でも生活はできるんです」
という言葉をよく聞きます。
その後に続く言葉があります。
「でも、この先もずっと一人なのかなと思って」
今の生活に困っているわけではない。
だからこそ婚活の決断が難しい。
しかし、10年後、20年後を考えた時に、初めて今とは違う景色が見えてくるのだと思います。
49歳男性が婚活を始めた理由
私の結婚相談所で活動する49歳の男性会員様がいます。
彼が婚活を始めた理由は、
「自分の将来を少しでも豊かなものにしたい」
という想いでした。
ご両親は、すでに80歳を超えています。
現在は生活をされていますが、体が弱りいつ介護が必要になるか分かりません。
突然の入院があるかもしれません。
ご家族を取り巻く環境が、この先どのように変わるかは誰にも分かりません。
そんな将来を考えた時、男性はこう考えました。
「このタイミングを逃したら、次にいつ婚活へ集中できるか分からない」
私は、とても現実的な判断だと感じました。
40代を過ぎると「自分だけの環境」ではなくなる
20代、30代の頃は、自分自身の環境が婚活に影響することが多いと思います。
仕事が忙しい。
趣味を楽しみたい。
転職を考えている。
まだ自由でいたい。
ところが40代、50代になると、自分だけではありません。
親が年齢を重ねます。
兄弟姉妹の環境が変わることもあります。
家業や実家の問題が出てくる方もいます。
私が婚活相談を受ける中でも、
「親のことが落ち着いてから婚活を始めようと思っていました」
というお話を伺うことがあります。
ところが、介護はいつまで続くか分かりません。
仕事が落ち着いたと思えば、今度は親の入院。
親の環境が落ち着いた頃には、自分自身も年齢を重ねています。
結果として、
親の介護と自分の婚活が重なり、婚活を始めるタイミングがさらに遅れてしまう。
そんな方も実際にいらっしゃいます。
これは「もっと早く婚活をするべきだった」と責めたいわけではありません。
人生には、自分ではコントロールできないことめたいわけではありません。
人生には、自分ではコントロールできないことがあります。
だからこそ私は、
動ける時に動くことも、一つの人生設計ではないか
と思っています。
初婚と再婚でも結婚への考え方は違う
結婚経験による違いも興味深いものがあります。
内閣府調査では、結婚経験のない独身者で「今後結婚意思あり」と回答した割合は、
40代女性31.7%・男性36.0%
50代女性13.0%・男性26.6%
でした。
一方、離婚・死別経験のある独身者では、
40代女性23.3%・男性39.1
調査では、離婚・死別経験のある独身女性は結婚経験のない女性より再婚への意思が低い結果となった。
私は婚活の現場でも、初婚と再婚では結婚に対する捉え方が違うと感じます。
初婚の方は、
「結婚生活が想像できない」
「自分に結婚が向いているか分からない」
という不安を抱くことがあります。
一方、再婚を考える方は結婚生活を経験しています。
楽しかったこともあれば、苦しかった経験もあるでしょう。
だからこそ、
「次は同じ失敗をしたくない」
「お互いに無理をしない関係がいい」
「一緒にいて疲れない人がいい」
と、より具体的な希望を持つ方もいらっしゃいます。
初婚には初婚の不安があり、再婚には再婚だからこその慎重さがあります。
同じ40代婚活、50代婚活でも、全員に同じ婚活方法が合うわけではありません。
婚活は「いつでもできる」とは限らない
私自身、15年ほど婚活を経験しました。
だからこそ、
「今すぐ結婚相談所へ入りましょう」
と無理に勧めたいとは思いません。
自分の気持ちが全く前を向いていない時に活動を始めても、婚活そのものが苦しくなることがあります。
しかし、もし今、
「誰かと一緒に生きていきたい」
「これからの人生を少し豊かにしたい」
「一人の将来を少し考えるようになった」
そんな気持ちが少しでもあるのであれば、その気持ちは大切にしてほしいと思います。
人は年齢を重ねたから結婚したくなるのではないのかもしれません。
年齢とともに変わる環境が、自分の未来を少しずつ現実として見せ始める。
20代には見えなかった未来。
30代では、まだ先だと思っていた未来。
それが40代、50代になると、少しずつ自分の人生として見えてきます。
49歳の男性会員様は、
「このタイミングを逃したら、いつ婚活に集中できるか分からない」
と考え、行動を始めました。
人生には、自分の都合だけでは決められない環境変化があります。
だからこそ、
今の自分の気持ちが少しでも前向きなら、今は行動を始める大切なタイミングなのかもしれません。
山形で40代・50代の婚活を考えている方へ
山形市の結婚相談所ハートフルコネクションでは、20代・30代だけではなく、40代・50代、60代の婚活相談も増えています。
私たちは「出会いを増やすだけの結婚相談所」ではありません。
なぜ結婚したいのか。
これからどんな人生を送りたいのか。
今の婚活で何が課題になっているのか。
一人ひとりの環境や結婚経験を伺いながら、活動分析や定期面談、プロフィール作成、第一印象改善、コミュニケーション支援などを組み合わせて婚活をサポートしています。
出会いを増やす結婚相談所ではなく、成婚できる自分へ導く結婚相談所。
山形で40代婚活、50代婚活、再婚を考えている方。
「まだ婚活を始めるか決めていない」という段階でも大丈夫です。
今の環境と、これからの人生について一緒に整理してみませんか。
https://www.heartfulconnection.jp/landing
参考資料
