思いやりがご縁を育てる
山形で結婚相談所を運営していると、日々さまざまなお見合いが行われます。
多くの方は真剣に結婚を考え、時間を作り、身だしなみを整え、お相手との出会いに向き合っています。
私が加盟している結婚相談所では、お見合い時のお茶代は男性が負担するルールとなっています。
そのため、活動開始前の面談では、プロフィール作成だけでなく、お見合い時のマナーや心構えについてもお伝えしています。
しかし実際のお見合いでは、緊張や気配り不足から、本人に悪気がなくてもお相手へ不快な印象を与えてしまうケースがあります。
今回は、実際に最近あった事例をもとに、「婚活で大切な配慮」についてお伝えします。
実際にあったお見合いでの出来事
先日、自会員のKさんがお見合いを行いました。
Kさんは普段から物静かなタイプの男性です。
お見合い終了後、Kさんはお相手への返答を「お断り」で提出されました。
普段は前向きな返答が多い方だったため、理由を確認したところ、
- 会話中に笑顔が少なかった
- 会話があまり弾まなかった
- 今後のイメージが描けなかった
という内容でした。
ここまでは、お見合いではよくある価値観の違いです。
会話のテンポや相性は、実際に会ってみなければ分からない部分もあります。
その後、お相手相談所へ結果を共有したところ、別の理由があったことが分かりました。
お相手が不快に感じた理由
お相手相談所から届いた内容は、次のようなものでした。
「注文時に、Kさんだけがケーキセットを注文していた」
お相手女性には特に声掛けもなく、ご自身だけ注文をされたとのことでした。
もちろん、ケーキを注文すること自体が問題なのではありません。
実際、お見合いでは飲み物以外を注文される方もいます。
ただ今回、お相手が不快に感じたポイントは、
- 一言の確認や配慮がなかったこと
- “自分だけ”という行動に見えてしまったこと
- お相手への気遣いが感じられなかったこと
でした。
結果として、お相手女性は会話を続ける気持ちが下がり、笑顔も少なくなっていったそうです。
婚活では「無意識の行動」が印象を左右する
婚活では、本人が気づいていない行動が結果に大きく影響することがあります。
特にお見合いでは、
- 店員さんへの態度
- 会話の聞き方
- 注文時の配慮
- 相手への確認
- 表情やリアクション
こうした細かな部分を、お相手は自然と見ています。
そして怖いのは、本人に悪気がないケースが非常に多いことです。
そのため、
「なぜ断られたのか分からない」
「毎回うまくいかない」
「会話はしているのに次につながらない」
という状況を繰り返してしまうことがあります。
婚活は「条件」だけでなく「マナー」も見られている
婚活では、年収や見た目、条件だけではなく、
「一緒にいて安心できるか」
「思いやりを感じるか」
「気遣いができるか」
が非常に大切です。
今回の事例も、ほんの小さな行動だったかもしれません。
しかし、その小さな積み重ねが、お相手の印象を大きく左右します。
お見合いは、「自分がどう見られるか」だけではなく、
「お相手がどう感じるか」を考える場でもあります。
最後に
今回の内容は、実際に最近あったお見合いでの出来事です。
婚活がうまく進まない背景には、本人が気づいていない思考や行動の癖が隠れていることがあります。
だからこそ、第三者からの客観的な振り返りや改善はとても大切です。
婚活では、特別なテクニックよりも、
まずは相手への配慮や基本的なマナーを大切にすること。
それが、良いご縁につながる第一歩だと感じています。
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